Strymon EC-1: クラシックなテープエコーを現代に蘇らせたハイエンドディレイ

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60年代のテープエコーを忠実に再現しつつ、最新のDSP技術で進化したエフェクト

こんにちは、Music Gear Japan副編集長のNAOTOです。今回は、Strymonの最新エコーペダル「EC-1」をご紹介します。このモデルは、クラシックな60年代のテープエコーの特性を細部まで再現しつつ、現代の音楽制作に適応するための高性能DSPとMIDI機能を搭載。ビンテージの暖かみと最新テクノロジーが融合した、まさに究極のテープエコーエフェクトです。

EC-1の特徴

チューブプリアンプをモデリングした温かみのあるサウンド

EC-1は、伝説的なEP-2チューブプリアンプの特性を再現し、豊かな倍音とヴィンテージ感のあるエコーサウンドを提供。ハムバッカーピックアップの暗めのトーンをブライトに補正するハイエンドブースト機能や、シングルコイルに心地よい厚みを加えるモードも搭載しています。

Strymon独自のdTapeテクノロジー搭載

EC-1は、El Capistanの開発時に培われたdTapeテクノロジーをさらに進化させ、テープの摩耗、キャプスタンのスリップ、モーターのわずかな変動など、本物のテープエコーが持つ微細な揺らぎを忠実に再現。ビンテージテープエコー特有の有機的なモジュレーションと豊かな空間表現が可能です。

3段階の録音レベル調整で音の質感をコントロール

  • Low: クリーンでクリアなリピートサウンド
  • Medium: わずかにサチュレーションが加わった温かみのあるリピート
  • High: 強いサチュレーションが加わり、深く歪んだリピート

ギターのピックアップやペダルボードの設定に応じて最適な音を作ることができます。

Mechanicsコントロールでリアルなワウフラッターを再現

EC-1には、モーターや機構部品の変動をリアルに再現するMechanicsコントロールを搭載。

  • 低設定では、モーターによる緩やかなワウフラッターを再現
  • 1時付近では、キャプスタンのスリップやヘッドの摩耗による自然なモジュレーションを演出
  • 最大設定では、ステレオ空間に広がる幻想的なエコーを生み出します

Tape Ageコントロールでテープの経年変化をシミュレート

  • 新品のテープのようなクリアなリピートから、
  • 長年使い込んだテープのような甘く温かみのあるリピートまで、自由に調整可能。

ハイクオリティなAD/DA変換と低ノイズ設計

  • 24bit/96kHz AD/DAコンバーター搭載で高精度な音質を実現
  • 32bit浮動小数点プロセッシングにより、ナチュラルなサウンドを維持しつつダイナミックなエフェクトを生成

MIDI&USB-C対応で最新の音楽制作環境に適応

  • TRS MIDI IN/OUT搭載: 300のプリセット保存&リアルタイムパラメータ制御が可能
  • USB-Cポート搭載: DAWからのMIDIコントロールやファームウェアアップデートに対応

製品スペック

  • エフェクト: テープエコー(dTapeテクノロジー搭載)
  • プリアンプ: 2種類のチューブプリアンプモデリング(EP-2ベース)
  • コントロール: Tape Age、Mechanics、Repeats、Record Level、Mix、Time
  • 接続端子: TRS MIDI IN/OUT、USB-C、ステレオIN/OUT
  • 入出力: モノ/ステレオ切り替え対応
  • 消費電流: 9V DC / 250mA(センターマイナス)

実際の使用感

EC-1は、ビンテージテープエコーの質感をそのままに、現代の音楽制作やライブ環境に適応した最高峰のディレイペダルです。特に、温かみのあるリピートや有機的なモジュレーションが特徴で、単なるディレイではなく、空間を演出するツールとしても非常に優秀。プリセット保存機能やMIDI対応により、ライブパフォーマンスにも即戦力として活躍する一台です。

まとめ

Strymon EC-1は、クラシックなテープエコーのサウンドを極限まで追求しながら、現代のプレイヤーのニーズに応えるハイエンドディレイ。ヴィンテージテープの暖かみ、繊細なエコーのニュアンス、リアルなモジュレーションを備えたこのペダルは、どんなジャンルのギタリストにもおすすめの一台です。

詳細はこちらをご覧ください。
Strymon EC-1

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Music Gear Japanの編集長であり、サイト全体のコンテンツと方向性を監督しています。彼の情熱は、最新の音楽機材からクラシックな楽器まで、幅広い音楽の世界に広がっています。読者に対して深い洞察と実践的なアドバイスを提供することを目指しています。

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副編集長のNAOTOは、音楽プロデューサーとしての経験を活かし、Music Gear Japanのコンテンツ制作をリードしています。彼は特にデジタル音楽機材と最新の音楽テクノロジーに精通しており、常に最先端の情報を提供することに力を入れています。読者に対して革新的で有益な情報を届けることです。
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