EarthQuaker Devices Barrows:ビンテージTone Benderを現代に蘇らせた、究極のファズ・ペダル
現代的プレイアビリティと’60sヴィンテージフィールを両立した、究極のUSAファズペダル
こんにちは、Music Gear Japan 副編集長のNAOTOです。
今回は、アメリカのブティック・エフェクターブランド EarthQuaker Devices(アースクエイカー・デバイセス) が手掛ける最新モデル、Barrows(バロウズ) をご紹介します。
このペダルは、創設者でありエンジニアのJamie Stillmanが所有するビンテージTone Bender MKIIをベースに開発されたファズで、60〜70年代の黄金期のサウンドを現代的な仕様で再構築。
ビンテージ・フィールを保ちつつ、現代のステージやレコーディング環境にもマッチするプレイアビリティを実現しています。
EarthQuaker Devices Barrowsの特徴
ビンテージ×モダンの融合
Barrowsは、Tone Bender MKIIの持つ粗く荒々しいファズトーンを忠実に再現しながら、
EQDらしい安定した出力と扱いやすさを兼ね備えたモデル。
10kΩの低インピーダンス入力を採用し、ビンテージ感を維持しつつも現代的なノイズレス設計を実現しています。
さらに、アウトプットバッファーを内蔵することで、位相の乱れを解消し、安定したトーンをキープします。
ダイナミックなファズサウンド
サウンドはまさに“現代に蘇ったTone Bender”。
アタックの立ち上がりが速く、ロングサスティーンが心地よく伸びるため、
リードプレイでもバッキングでも存在感を失わないトーンが得られます。
ギター側のボリュームコントロールにも非常に敏感で、
絞るとクランチ〜オーバードライブ的なナチュラルな歪みに変化。
一台でクリーンからヘヴィなファズまで自在に表現できるのは、このBarrowsの大きな魅力です。
コンパクトで実用的な設計
従来のTone Bender系ペダルの“扱いづらさ”を徹底的に改善。
EQDらしいミニサイズ筐体に、トゥルーバイパス回路と高出力設計を搭載しています。
ボード内のスペースを圧迫せず、他のエフェクターとの組み合わせもスムーズ。
現場での実用性に強くフォーカスした、まさに“現代仕様のヴィンテージファズ”です。
プロフェッショナル仕様
Barrowsは単なるリイシューではなく、プロの要求に応える完成度を誇ります。
ライブやレコーディングのシチュエーションでも、
常に安定した出音と明瞭なレンジ感をキープ。
EQDの開発哲学が凝縮された、本格派プレイヤー向けのファズといえるでしょう。
製品スペック
- モデル名:EarthQuaker Devices Barrows
- タイプ:ファズペダル(Tone Bender MKII系)
- インプットインピーダンス:10kΩ
- 出力:バッファー搭載・高出力設計
- 回路:トゥルーバイパス
- 電源:9V DC
- 筐体:コンパクト・アルミ製
実際の使用感
試奏してまず感じるのは、「扱いやすいのに、しっかりビンテージトーン」という絶妙なバランス。
ピッキングのニュアンスがそのまま音に反映され、
ブルージーなリードから轟音リフまで、指先のコントロールで自在に表現できます。
特に印象的だったのは、ギターのボリュームを絞ったときの自然なクリーントーンへの遷移。
クラシックなTone Benderのように、音が潰れずに抜けてくる感覚は、EQDの技術力の高さを感じます。
まとめ
EarthQuaker Devices Barrowsは、ビンテージTone Bender MKIIの魅力を継承しつつ、
現代的な安定性と操作性を備えた次世代ファズペダルです。
ヴィンテージの荒々しさを愛しつつも、
ステージやレコーディングで「使えるファズ」を求めるギタリストには、間違いなくおすすめの一本。
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EarthQuaker Devices Barrows
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