EarthQuaker Devices Black Eye:伝説のクリーンブースターがミニ筐体で復活!
現代的プレイアビリティと’90s EQDクラシックフィールを両立した、USAリミテッドモデル
こんにちは、Music Gear Japan 副編集長のNAOTOです。
今回は、EarthQuaker Devices(アースクエイカー・デバイセス)がアメリカ&日本限定で復刻したクリーンブースター、Black Eye(ブラックアイ)をご紹介します。
2015年に惜しまれつつ生産完了となった初期EQDの名作ブースターが、ミニサイズ筐体で待望の再登場。
シンプルながらも極めて高いヘッドルームと音質クオリティを誇る、まさに“現代の真空管アンプを活かすための究極のクリーンブースター”です。
EarthQuaker Devices Black Eyeの特徴
MOSFET採用によるナチュラルなブースト
Black Eyeは、MOSFETトランジスタを使用したディスクリート構成のトゥルーバイパス回路を採用。
最大で+30dBのクリーンブーストが可能で、原音のキャラクターを損なわずに音量だけを押し上げる設計となっています。
このサウンドは、単なるブーストではなく“真空管アンプを心地よくプッシュする”ために最適化されており、
ピッキングの強弱やギターのキャラクターをそのまま活かしたまま音に厚みを与えます。
圧倒的なヘッドルームと透明感
入力インピーダンスは5MΩ、出力インピーダンスは1kΩという設定により、
ペダルチェーンの最終段に配置すればバッファー的役割も果たします。
アンプ直前でのブースト、あるいはオーバードライブの前段に置いてプッシュするなど、
使い方次第で多彩なサウンドメイクが可能です。
特に、クリーンチャンネルをわずかにドライブさせたいプレイヤーには理想的なブースターといえるでしょう。
コンパクトかつ実戦的なデザイン
EQDらしいアルミ製のミニ筐体は、ボード内でのスペース効率も抜群。
電源は9V DC仕様で、余計なスイッチやコントロールを排した潔い1ノブ設計です。
音質重視のプロフェッショナルツールとして、ステージでもスタジオでも即戦力となる仕上がりになっています。
製品スペック
モデル名:EarthQuaker Devices Black Eye
タイプ:クリーンブースター
ブースト量:最大+30dB
回路構成:MOSFETディスクリート/トゥルーバイパス
入力インピーダンス:5MΩ
出力インピーダンス:1kΩ
電源:9V DC
筐体:ミニサイズ・アルミ製
価格:税込¥19,800(2025年12月時点)
実際の使用感
試奏してまず感じるのは、音の透明感と余裕のあるヘッドルーム。
ブーストしてもコンプレッション感がほとんどなく、音が自然に前へ出てくる印象です。
クリーントーンでは粒立ちの良い立体感を生み、歪みペダルの前に置けば音の張りと抜けが格段にアップ。
ペダルボードの中で“音の質を整える最後の一押し”として活躍するタイプです。
また、出力が非常に高く設定されているため、ブースト量を上げすぎるとアンプの入力段を強烈にプッシュ。
チューブアンプ特有のコンプレッションと倍音の美しさを引き出してくれます。
まとめ
EarthQuaker Devices Black Eyeは、シンプル・イズ・ベストを体現したプロフェッショナル向けクリーンブースター。
音質補正やブースト、そしてアンプのドライブサポートまで、これ1台で自在にコントロールできる万能ペダルです。
EQDのファンはもちろん、トーンにこだわるプレイヤー全員におすすめできる、“音を良くする”ためのピュアな1ノブペダルと言えるでしょう。
詳細はこちらをご覧ください:
EarthQuaker Devices Black Eye
Warning: Undefined array key 0 in /home/iaj/musicgear.jp/public_html/wp-content/themes/jinr/include/shortcode.php on line 306
