エフェクター関連

Mythos Pedals ENVY Red Sparkle:TS系オーバードライブに新たな血を吹き込む限定モデル

naoto
Sponsored Link

現代的プレイアビリティと’80sヴィンテージフィールを両立した、限定レッドスパークル仕様

こんにちは、Music Gear Japan 副編集長のNAOTOです。
今回は、アメリカ・ナッシュビル発のブティックブランド Mythos Pedals(ミソスペダル)から登場した限定モデル、ENVY Red Sparkle をご紹介します。

このペダルは、Zach Broyles が手掛けた人気オーバードライブ「Envy Pro Overdrive」をベースに、Red Sparkleフィニッシュを施した特別仕様。
クラシックなTube Screamer(TS)サウンドを軸にしながらも、より広いゲインレンジと厚みのあるトーンを実現した、まさに“現代版TS”と呼ぶにふさわしい仕上がりです。

Mythos Pedals ENVY Red Sparkleの特徴

TSスタイルを再構築した独自チューニング

Envyは、象徴的なTS808サーキットをベースにしながら、出力の向上と駆動範囲の拡大を実現。
従来のTSが持つ中域の押し出しを保ちつつ、低域のレスポンスとレンジ感を大幅に改善しています。
ローミッドがしっかりと出ることで、クリーンアンプを軽くプッシュした時のサウンドが非常にリッチに感じられます。

2つのプッシュボタンで多彩なトーンコントロール

本機には「Lows」ボタンと「Clip」ボタンの2つのミニスイッチが搭載されており、サウンドの個性を簡単に切り替えることができます。
Lowsをオンにすると低域が増し、全体的に温かく太いトーンに。
Clipボタンをオンにすると、左右対称のソフトクリッピングが加わり、より伝統的なTSライクなドライブ感になります。
両方をオフにすると、よりオープンで抜けの良いトーンに変化します。

オペアンプ交換で“実験できる”設計

Envyのコアには、ソケット式のRC4558Pデュアルオペアンプが採用されています。
Zach本人が「音の違いは微妙」と語りつつも、あえて交換可能にすることで、プレイヤーが異なるチップを試せる仕様になっています。
JRC4558、TL072、OPA2604など、クラシックなオペアンプを挿し替えてトーンの変化を楽しむことができます。

リミテッド・レッドスパークル仕様

今回の限定モデルは、鮮やかなレッドスパークルフィニッシュを採用。
スタンダード版よりも存在感があり、ステージ上でも目を引くルックスです。
クラシックなトーンにモダンなデザインを融合させた、まさに限定モデルらしい完成度といえるでしょう。

製品スペック(抜粋)

モデル名:Mythos Pedals ENVY Red Sparkle
タイプ:オーバードライブ(TS系)
コントロール:Gain、Tone、Volume、Lowsスイッチ、Clipスイッチ
オペアンプ:RC4558P(ソケット式)
電源:9V DC
価格:税込¥33,000(限定品・12月中旬~下旬入荷予定)

実際の使用感

試奏して感じたのは、TS系特有の“ミッドが前に出る感覚”を保ちながら、より広いレンジと滑らかな歪みが得られる点。
Lowsスイッチを入れるとローエンドがふくよかに響き、シングルコイルのギターでもしっかりとしたボトムを感じます。
Clipスイッチをオフにすると、倍音が豊かで開放的なサウンドになり、ブースター的な使い方にも最適です。

また、ゲインを抑えてVolumeを上げると、アンプを軽くドライブさせるような自然なブースト感が得られます。
まさに、プレイヤーのタッチに素直に反応してくれるオーバードライブです。

まとめ

Mythos Pedals ENVY Red Sparkleは、クラシックなTube Screamerサウンドに、モダンな厚みと表現力を加えた限定モデル。
ジャンルを問わず、ペダルボードの中心に据えたくなる存在感を持っています。

ヴィンテージフィールを好むギタリストはもちろん、現代的なプレイヤーにもおすすめできる1台。
限定レッドスパークルの美しい仕上げも含めて、所有欲を満たしてくれるオーバードライブです。

詳細はこちらをご覧ください:
Mythos Pedals ENVY Red Sparkle

Xからの読者コメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
Facebookでのコメントをお待ちしています。
ブログ更新の励みになります!
Sponsored Link
ABOUT ME

Warning: Undefined array key 0 in /home/iaj/musicgear.jp/public_html/wp-content/themes/jinr/include/shortcode.php on line 306
Music Gear Japan
Music Gear Japan
編集部
KAN
Music Gear Japanの編集長であり、サイト全体のコンテンツと方向性を監督しています。彼の情熱は、最新の音楽機材からクラシックな楽器まで、幅広い音楽の世界に広がっています。読者に対して深い洞察と実践的なアドバイスを提供することを目指しています。

NAOTO
副編集長のNAOTOは、音楽プロデューサーとしての経験を活かし、Music Gear Japanのコンテンツ制作をリードしています。彼は特にデジタル音楽機材と最新の音楽テクノロジーに精通しており、常に最先端の情報を提供することに力を入れています。読者に対して革新的で有益な情報を届けることです。
Sponsored Link (Multiplex)
記事URLをコピーしました