SUSHI BOX FX Finally V3 – “真空管らしさ”をこの一台に凝縮した、ベース用オールラウンド真空管プリアンプ

温かみとクリアさが共存するハンドメイド・チューブペダルの決定版
こんにちは、Music Gear Japan 副編集長のNAOTOです。
今回は、アメリカのハンドメイドブランド SUSHI BOX FX が手掛ける、真空管プリアンプのベストセラーモデル「Finally V3」をご紹介します。
その名の通り、「これこそが完成形(Finally)」とも言える一本。
真空管の心地良い倍音と、現場向きの高機能設計をコンパクトな筐体に詰め込んだ、ライブ・レコーディング対応のオールインワンプリアンプです。
Finally V3の特徴
12AX7真空管によるリアルなチューブドライブ
心臓部には、信頼の12AX7管を1本搭載。
わずかにプッシュされたウォームなサウンドから、自然なコンプレッションを含んだ太いドライブトーンまで、“これぞ真空管”という質感が得られます。
アンサンブルに馴染みつつ、ベースラインの芯がしっかりと前に出る、まさに“使える音”。
実用性に優れた出力設計
・XLR DIアウト(グラウンドリフト対応)
・ラインアウト/インストアウト
ライブではそのままPAに送り、スタジオや宅録ではライン録音にも。
すべての出力が同時に使用可能で、システムの中核としても安心して組み込めます。
使いやすいシンプルなEQセクション
Bass / Treble / Volume / Gain の4ノブ構成で、直感的にトーン調整が可能。
ローエンドの重心を残しつつ、ナチュラルに高域を整えることができ、どんなジャンルにもフィット。
楽器そのもののキャラクターを活かした“素直なチューブEQ”です。
手に取りやすい価格と高品質ハンドメイド
ハンドビルドならではの丁寧な作りとローノイズ設計も大きな魅力。
このクオリティで税込4万円台というのは、本当にコストパフォーマンスが高い。
はじめての真空管ペダルとしても最適です。
製品スペック
搭載真空管:12AX7 × 1
コントロール:Gain、Volume、Bass、Treble
出力端子:XLR DI Out(グラウンドリフト付)、Line Out、Inst Out
バイパス方式:トゥルーバイパス
電源:9~12V DC センターマイナス(500mA推奨)
サイズ:コンパクトペダルサイズ
実際の使用感
とにかく“音がスッと決まる”印象。余計な味付けをせず、真空管の自然な響きと反応をそのまま活かせるから、EQを少し触るだけで理想的なベーストーンに仕上がります。
レコーディングでは、DI録りしたとは思えない立体感と空気感。
ライブではブースター的に使っても良し、常時ONで音の土台として使っても良し。
正直、音にこだわるベーシストなら誰にでも勧めたくなる一台です。
まとめ
SUSHI BOX FX Finally V3は、「音がいい」だけでなく「現場でちゃんと使える」真空管プリアンプです。
チューブサウンドの温かみ、操作のシンプルさ、ルーティングの柔軟さ、そして価格。
どこを取ってもバランスの良い完成度で、“これ一台で完結する”という名前に偽りなし。
初めての真空管ペダルにも、玄人のメイン機材にもおすすめの逸品です。
▶ 詳細はこちらをご覧ください:
SUSHI BOX FX Finally V3
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