YAMAHA MSP3A – コンパクトかつ高品位なリファレンススピーカー
軽量化と高音質を実現した多用途パワードスピーカー
こんにちは、Music Gear Japanの編集長KANです。今日は、YAMAHAのパワードスピーカー「MSP3A」について、詳しく紹介していきます。
今回はYAMAHAの「MSP3A」について話しましょう。このスピーカーの特長を教えてもらえますか?
「MSP3A」は、前モデルから大幅に軽量化されたスピーカーで、独自の「ツイステッドフレアポート」を採用し、よりクリアで忠実な低域再生を実現しています。重さは4.4kgから3.6kgに軽量化され、設置場所の変更も容易になりました。
軽量化は大きな利点ですね。具体的にはどのような技術が使われているのでしょうか?
まず、22Wのパワーアンプを内蔵し、高品位なリファレンスサウンドを追求しています。10cmウーファーと2.2cmツイーターを搭載した2ウエイ・バスレフ方式を採用しています。また、「ツイステッドフレアポート」という技術で、ポート両端でのノイズを大幅に抑制し、低域の再生能力を最大限に引き出しています。
その「ツイステッドフレアポート」についてもう少し詳しく教えてください。
ポートの入口から出口に向かって広がり方を変化させ、さらに「ひねり」を加えることで、ノイズの原因となる気流の乱れを抑えています。これにより、クリアで忠実な低域再生が可能となり、音の濁りやポート両端で発生するノイズを低減します。
なるほど。入力端子や操作子についても教えてください。
プロ用音響機器やミキサーの+4dB出力をダイレクトに接続できるXLR/TRSフォーン端子、電子楽器や民生用音響機器の接続に便利なRCA端子を搭載しています。また、トーンコントロール機能も装備しており、設置場所や部屋鳴りなどのモニター環境に合わせて音質を調整できます。
設置方法にもいろいろなオプションがあると聞きましたが?
そうです。体底面にM5ネジ穴を備えており、別売りのブラケットと組み合わせて天井に吊ったり壁面に設置することができます。また、別売りのマイクスタンドアダプターを使えば、一般的なマイクスタンドに設置することも可能です。
それは便利ですね。最後に、このスピーカーをどんな人におすすめしたいですか?
このスピーカーは、小規模なプライベートスタジオやポストプロダクションでの使用、電子楽器のモニターやサラウンドシステム用として最適です。また、持ち運びやすさからライブやイベントでの使用にもおすすめです。
ありがとうございます、KAN。皆さんもぜひ、YAMAHAのMSP3Aを試して、その高音質と使いやすさを体感してみてください!
まとめ
YAMAHA「MSP3A」は、軽量化と高品位なリファレンスサウンドを実現したパワードスピーカーです。独自の「ツイステッドフレアポート」により、クリアで忠実な低域再生を可能にし、さまざまな用途に対応する多機能なスピーカーです。ぜひ一度、その性能を体感してみてください。
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YAMAHA MSP3A