Wampler Pedals Catacombs: 進化したマルチディレイ&リバーブの新基準

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ディレイとリバーブの11種類のアルゴリズムを搭載した多機能コンパクトペダル

こんにちは、Music Gear Japan副編集長のNAOTOです。今回は、Wampler Pedalsの最新モデル「Catacombs」をご紹介します。このペダルは、ディレイとリバーブの両方を搭載したマルチエフェクター。6種類のディレイアルゴリズムと5種類のリバーブアルゴリズムを搭載し、タップテンポやMIDIコントロール、最大128のプリセット保存機能を備えた、プロフェッショナル仕様の1台です。

Catacombsの特徴

6種類のディレイプログラムを搭載

Catacombsに搭載されたディレイは、スタジオクオリティのサウンドと多彩なバリエーションが魅力です。それぞれのディレイモードは、クラシックなアナログディレイからモダンなデジタルディレイまで幅広くカバーしています。

  • ANLG (Analog Delay): 1980年代のBOSS DM-2にインスパイアされたアナログディレイ。温かくスムーズな音の減衰が特徴。
  • BBD (Bucket Brigade Delay): Electro-Harmonix Memory ManをモデルとしたBBDディレイ。ビンテージの質感とフィードバック効果が魅力。
  • FTE (Faux Tape Echo): Wamplerの名機「Faux Tape Echo」の進化版。テープディレイのような暖かさと不安定な揺らぎを再現。
  • SPC (Space Echo Delay): Roland Space EchoやEchoplexなどの名機からインスパイアされたテープエコーサウンド。
  • TAPE (Mechanical/Tape Delay): Binson Echorecのような多ヘッドのテープディレイを再現。厚みのあるサウンドが特徴。
  • DIGI (Digital Delay): クリアで精密なデジタルディレイ。TC Electronic 2290のようなクリーンなサウンドを提供します。

5種類のリバーブプログラムを搭載

ディレイに加えて、Catacombsにはリバーブアルゴリズムも搭載されています。クラシックなスプリングリバーブから幻想的なアンビエントリバーブまで、幅広い表現が可能です。

  • SHMR (Shimmer Reverb): 異世界感のあるアンビエントリバーブ。幻想的なトーンが得られ、エクスプレッションペダルを使用するとより独特なサウンドが楽しめます。
  • PLT (Plate Reverb): スタジオの定番、プレートリバーブを再現。クリアで音の立ち上がりが早く、ギターに最適。
  • SPR (Spring Reverb): アンプのスプリングリバーブを再現したトゥワンギーなリバーブ。
  • ROOM (Room Reverb): 小さな部屋のような自然な残響音を提供するナチュラルなルームリバーブ。
  • HALL (Hall Reverb): 大きなホールでの演奏を再現する壮大なサウンド。コーラスやストリングスにもぴったりです。

プリセットとMIDI機能で瞬時にサウンドを切り替え

Catacombsは、最大128のプリセットを保存可能。フットスイッチにより、8つのプリセットを瞬時に呼び出しできます。さらに、MIDI対応のため、外部MIDIコントローラーを使用して128のプリセットを自在に切り替えることが可能です。ライブ中のスムーズなサウンド切り替えが求められるシーンに最適です。

ルーティングの切り替えが可能

Catacombsは、シリーズ/パラレルルーティングの切り替えが可能です。シリーズルーティングでは、ディレイの後にリバーブがかかるため、クラシックなディレイ-リバーブチェーンが楽しめます。パラレルルーティングにすれば、ディレイとリバーブが独立して動作するため、クリアなサウンドが得られます。

製品スペック

  • モデル名: Wampler Pedals Catacombs
  • アルゴリズム: 6つのディレイプログラム(ANLG, BBD, FTE, SPC, TAPE, DIGI) / 5つのリバーブプログラム(SHMR, PLT, SPR, ROOM, HALL)
  • コントロール: タップテンポ、プリセットスイッチ、MIDI対応、シリーズ/パラレル切替スイッチ
  • 接続: ステレオイン/アウト、MIDI IN、USB接続(ファームウェアアップデート用)
  • プリセット機能: 128プリセット保存、8つのクイックプリセット呼び出し機能
  • 電源: 9V DC(300mA以上の電源が必要)

実際の使用感

Wampler Pedals Catacombsは、ディレイとリバーブの両方を1台に詰め込んだ究極のハイブリッドペダルです。特に、ルーティングの切り替え機能が素晴らしく、パラレル動作とシリーズ動作の違いを活かして、様々な空間系の表現が可能になります。クラシックな「アナログディレイ+スプリングリバーブ」の組み合わせや、近未来的な「デジタルディレイ+シマーリバーブ」のアンビエントサウンドまで、あらゆるジャンルの音楽に対応可能です。

まとめ

Wampler Pedals Catacombsは、11種類のディレイ/リバーブアルゴリズムを搭載した次世代のハイブリッドペダルです。128プリセット、タップテンポ、MIDI対応、シリーズ/パラレルルーティングの切り替え機能を備えたこのペダルは、あらゆるプレイヤーのニーズに応える1台です。これからのスタンダードになること間違いなしのモデルですので、お見逃しなく!

詳細はこちらをご覧ください。
Wampler Pedals Catacombs

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副編集長のNAOTOは、音楽プロデューサーとしての経験を活かし、Music Gear Japanのコンテンツ制作をリードしています。彼は特にデジタル音楽機材と最新の音楽テクノロジーに精通しており、常に最先端の情報を提供することに力を入れています。読者に対して革新的で有益な情報を届けることです。
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