Cornerstone NUCLEO – アンビエントの深淵を形にした究極のデジタル・リバーブ

“原子炉の残響”を再現する、Paul Davidsコラボの話題作
こんにちは、Music Gear Japan 副編集長のNAOTOです。
今回は、ギタリストでYouTuberのPaul Davidsと共同開発された話題のペダル、Cornerstone「NUCLEO」リバーブをご紹介します。
NUCLEOは、1970年代に建てられた原子力発電所の“サイロ構造”が生み出す壮大なリバーブサウンドを再現。高精度なデジタルチップ「M7cortex DSP」を搭載し、ナチュラルから超アンビエントまで幅広く対応。クラシックな残響では収まらない、空間系ペダルの新たな次元を切り開く1台です。
NUCLEOの特徴
サイロの残響をエミュレートしたシネマティック・リバーブ
ROOM / REACTOR / HALL という3種のエンバイロメントを切り替え可能。
特にREACTORは“原子炉内の響き”をテーマにした特別仕様で、深く包み込まれるようなディケイ感が魅力です。アンビエント系に特化したい方には最適です。
圧倒的なモジュレーションとシマーの自由度
Mod(ディレイ深度)、Air(ピッチ)、Flux(グラニュラー)、Freezeなど、多彩な空間変化が可能。音を「リバーブする」だけでなく、「音を再構築する」ツールにもなります。
セカンダリー機能でLo-fi〜ヴィンテージ感の演出も
F2操作ではリバーブキャラクターを Lo-fi / Vintage / Normal で切替可能。プリディレイやディフュージョンなども調整可能で、汎用性も抜群。
MIDI & USB対応、ステレオ接続もOK
USB-Cポートや3.5mm TRS MIDI IN/OUTに加えて、ステレオIN/OUT(TRS)も装備。プリセットも保存できるため、ライブでもスタジオでも安心して使えます。
製品スペック
電源:9VDC(センターマイナス)
消費電流:180mA
入力インピーダンス:1MΩ
出力インピーダンス:10kΩ
サイズ:119×94×42 mm
入出力:TRSステレオ IN/OUT、USB-C、3.5mm MIDI IN/OUT
コントロール例:Blend、Decay、Tone、Freeze、Mod、Air、Flux 他
実際の使用感
個人的には「REACTOR」モードの音像が圧巻でした。空間が“音で満たされる”ような没入感。
Freeze+Fluxを組み合わせて、浮遊感たっぷりのパッドのような音作りも可能です。
ライブでアトモスフィアを一気に変えたいときや、ソロギターに深みを持たせたい時に、これ以上のリバーブはなかなか見つかりません。
まとめ
Cornerstone NUCLEOは、ただの空間系ペダルではありません。
Paul Davidsの感性とCornerstoneの技術が融合し、アートピースとしての音響体験を提供してくれます。
シネマティックなトーンを追求したいギタリストや、エフェクトにインスピレーションを求めるクリエイターにこそ使ってほしい1台です。
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Cornerstone NUCLEO
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