DSM & Humboldt Sub Atomic – 超小型なのに妥協なし、ベースサウンドの芯を操る新世代プリアンプ

トーンの明瞭さとキャラクターの太さを両立した、ミニサイズの“最終兵器”
こんにちは、Music Gear Japan 副編集長のNAOTOです。
今回は、チリ発の気鋭ブランドDSM & Humboldtから登場したミニ・プリアンプ、「Sub Atomic」をご紹介します。
名前の通り、“サブアトミック級”に小さくて強力なこのペダル。サイズを超えた音圧とトーンメイク能力で、ベースボードに新しい可能性をもたらしてくれる注目のモデルです。
Sub Atomicの特徴
わずか横幅4.4cmの超小型プリアンプ
驚異的な省スペース設計ながら、内部回路は本格的。
ライブやレコーディングで使用してもまったく見劣りしない音質を実現。
ベースボードがパンパンな人も、最後の1台として余裕で組み込めます。
ベースに最適化されたEQ設計
コントロールはBass / Treble / Mid(内部トリム)に加え、Level&Gainを装備。
2バンドEQは絶妙なカーブ設定で、アンサンブルの中でも“抜ける低域”と“芯のある中域”をしっかりサポート。
内部トリマーで調整できるMidも、狙った帯域を的確に補強できます。
クリーンにもクランチにも対応するサチュレーション
Gainを上げれば、自然な倍音を含んだウォームなクランチへ。
完全なディストーションではないですが、“歪み始める手前の心地よい領域”をしっかり鳴らせます。
原音の解像度を保ったまま音に厚みを加えられるので、サウンドに深みを出したいプレイヤーにも◎。
堅牢な筐体と信頼性の高いパーツ群
ケースはアルミ製で非常に頑丈。コンパクトながら高級感もあります。
フットスイッチやジャック類も高耐久仕様で、長く安心して使える設計です。
製品スペック
コントロール:Bass / Treble / Gain / Level(Midは内部トリム)
電源:9V DC(センターマイナス / 消費電流100mA)
サイズ:約44mm(幅)×93mm(奥行)×48mm(高さ)
重量:記載なし(非常に軽量)
接続端子:インプット / アウトプット(1/4インチ)
バイパス方式:トゥルーバイパス
実際の使用感
試奏してみてまず驚いたのは、サイズからは想像できない音の立体感と厚み。
ミッドの押し出しとトレブルの抜け感が絶妙で、ピックでも指でもスラップでも抜群の追従性を発揮。
Gainは“ジリジリ感”が出る直前までクリーンに使えるので、ナチュラルなプッシュ用途にも使いやすいです。
個人的には、常時ONの“音作りプリアンプ”としてボードに固定したくなる仕上がりでした。
まとめ
DSM & Humboldt Sub Atomicは、サイズ・機能・音質のすべてを高次元で融合した、まさに“プロ向け最小プリアンプ”。
ベースの芯を保ちながらキャラクターをコントロールしたい方、シンプルかつ本格派なトーンを追求したい方にぴったりの1台です。
コンパクトペダルの可能性を広げてくれる、ベーシスト必携のプリアンプです!
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DSM & Humboldt Sub Atomic
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