Harrison Audio 32Classic MS: 伝説のサウンドを1Uラックサイズに凝縮したモノラルチャンネルストリップ
プロフェッショナルなレコーディングのための最高峰ツール、Harrison Audioの32Classicを体感
こんにちは、Music Gear Japan副編集長のNAOTOです。今回は、Harrison Audioの「32Classic MS」をご紹介します。このモデルは、ハリソンコンソール32Cの伝説的なサウンドを1Uラックサイズで再現したモノラルチャンネルストリップです。マイクプリアンプ、HPF/LPF、4バンドパラメトリックEQ、ミックスバスを搭載し、プロフェッショナルな録音・ミキシング環境を提供します。
32Classic MSの特徴
Jensenトランスによるマイクプリアンプ
このマイクプリアンプは、クリーンな70dBゲインと、豊かでスムーズなサウンドを提供します。低域の厚みと高域の透明感を兼ね備え、あらゆる音源に対応可能です。
4バンドパラメトリックEQ
ハリソンの象徴的な4バンドEQは、広がりのある音楽的な曲線を描き、正確な音作りを可能にします。特に、中低域や高域のコントロールが求められるミキシングにおいて、その実力を発揮します。
ローパス/ハイパスフィルター
12dB/オクターブのLPFとHPFが搭載されており、不要なノイズをカットしつつ、クリアなサウンドを実現します。ハイパスフィルターは共振ピークを備え、音楽的な効果も加味できます。
統合ミックスバスとカスケード接続
複数の32Classic MSをカスケード接続することで、独自のHarrisonサウンドを持つカスタムミキシングシステムを構築可能。統合ミックスバスにより、複数チャンネルをシームレスにまとめられます。
多彩な入力/出力オプション
フロントパネルにはコンボジャック、リアパネルには専用XLR入力を搭載し、マイク、ライン、Hi-Z楽器入力に対応。ゲインコントロール、ファンタム電源、-20dBパッド、位相反転などの機能を装備しています。
製品スペック
- 形式: 1Uモノラルチャンネルストリップ
- プリアンプ: Jensen JT-MB-CPCAトランス
- EQ: 4バンドパラメトリックEQ
- フィルター: ローパス/ハイパスフィルター
- 接続: コンボジャック(フロント)、XLR入力(リア)
実際の使用感
Harrison Audio 32Classic MSは、特に高品質なレコーディングやミキシング環境を求めるエンジニアにとって理想的なツールです。その卓越したサウンドデザインとプロフェッショナルな機能性が、スタジオの可能性を広げます。
まとめ
Harrison Audio 32Classic MSは、歴史的なコンソール32Cのエッセンスを凝縮し、現代の録音環境に適応させた逸品です。レコーディングスタジオやプロのエンジニアにとって、最高のパフォーマンスを発揮するこの製品を、ぜひチェックしてください。
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Harrison Audio 32Classic MS