アンプ関連

Marshall × Hendrix 60周年記念ハーフスタック、限定版Fuzz Faceペダル付きで登場

Marshall x Hendrix 60th Anniversary 1959 JMH Half Stack Bundle with Fuzz Face Pedal
naoto

こんにちは、Music Gear Japan 副編集長のNAOTOです。今回は、Marshall × Hendrix 60周年記念の限定版ハーフスタックバンドルをご紹介します。

ジミ・ヘンドリックスがMarshallアンプを手にしてから60年。ロック史上最も象徴的なパートナーシップを記念した限定版が、2026年5月29日に日本での販売を開始します。1959HW手配線ヘッド、1960AHW 4×12キャビネット、そしてDunlop限定版Fuzz Faceペダルで構成されるこのバンドルは、ヘンドリックスのレガシーを現代に呼び起こす一台です。

サイケデリックな紫と黒の渦巻きデザインで統一されたこのセットは、単なる記念商品ではなく、ヘンドリックスが後期キャリアで追求した攻撃的で咬みつくようなMarshallサウンドを再現するための楽器です。手配線の1959HWと、Celestion G12H-30スピーカーを搭載した1960AHWキャビネットの組み合わせは、彼が伝説的なパフォーマンスで使用した回路設計に忠実に従っています。

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ヘンドリックスとMarshallの60年、限定版で再現

1966年、ロンドンのクラブシーンで若き日のジミ・ヘンドリックスがMarshallアンプを初めて使用してから、今年で60年を迎えます。この出会いは音楽史上最も重要なパートナーシップのひとつとなりました。ヘンドリックスが1960年代後期のWoodstockを含む伝説的なパフォーマンスで鳴らしたのは、Marshall 1959 Super Leadの手配線Plexi設計アンプです。公式説明によれば、その「比類なきハイゲイン・ディストーション」、「タイトな低域、パンチのある中域、息を吸うような高域」は、ロックギターの音響的な基準となりました。

今回の限定版は、ヘンドリックス・エステートとMarshallの公式な協力により制作されています。1959HW手配線ヘッドは、当時の回路設計に忠実に従い、4本のEL34パワーチューブと3本のECC83プリアンプチューブで構成されています。1960AHW 4×12インチアングルキャビネットに搭載された4本のCelestion G12H-30スピーカーとの組み合わせで、あの時代のMarshallスタックサウンドが蘇ります。

Fuzz Faceペダルもまた、ヘンドリックスとの歴史的な結びつきが深い楽器です。1966年にIvor Arbiterによって設計されたこのペダルは、ファズの歴史を変えた存在です。ヘンドリックスはシリコン版を愛用し、その咬みつくようなサステインと攻撃性を自らのサウンドの一部としました。今回付属するDunlop限定版JMH-1 Fuzz Faceは、シリコン回路によってヘンドリックスのキャリア後期の特徴的なファズトーンを再現しています。

このバンドルの視覚的なアイデンティティも重要です。コントロールパネル、グリルクロス、ペダル全体に施されたサイケデリックな紫と黒の油と水のデザインは、ヘンドリックスが象徴した宇宙的で実験的な美学を現代に継承しています。限定版であり、付属するヘンドリックスのオール・シーイング・アイバッジとともに、このセットはコレクターズアイテムとしての価値も持ち合わせています。

ヘンドリックスとMarshallの60年の歴史は、単なる機材の話ではなく、ロック音楽そのものの進化の記録です。この限定版バンドルは、その歴史的なパートナーシップを敬愛する者たちのために、英国製の手配線工程を経て丁寧に仕上げられています。

ハンドワイアード設計と限定版デザイン、スペック詳解

このバンドルの中核を担う1959HWヘッドは、100W出力の手配線チューブアンプです。パワーアンプには4本のEL34チューブを、プリアンプには3本のECC83チューブ(うち1本は位相反転用)を搭載しており、当時のPlexiアンプ設計に忠実に従っています。2チャンネル設計で、各チャンネルに高感度・低感度の入力を2つずつ備え、ブリッジ機能により単一チャンネルとしても動作可能です。

コントロール面はシンプルながら奥深く、Volume I、Volume II、そして4段階EQ(Treble、Middle、Bass、Presence)で構成されています。出力は1/4インチジャック2つで、16Ω、8Ω、4Ωの切り替えが可能です。サイズは740mm(幅)×305mm(高さ)×210mm(奥行き)、重量は21.4kg。このコンパクトながら重厚な設計は、ツアーと録音の両立を求めたヘンドリックス時代の実用性を反映しています。

1960AHWキャビネットは、4×12インチ構成で、各スピーカーにCelestion G12H-30を採用しています。120W処理能力を持ち、インピーダンスは15Ω(モノ)。サイズは770mm(幅)×755mm(高さ)×365mm(奥行き)、重量は36.4kgです。このアングル設計のキャビネットとヘッドの組み合わせにより、ヘンドリックスが伝説的なパフォーマンスで鳴らしたMarshallスタックサウンドが再現されます。

限定版Fuzz Faceペダル(JMH-1)はシリコン回路を採用し、ヘンドリックスのキャリア後期の攻撃的なファズトーンを特徴としています。コントロールはLoudとFoxeyの2つで、シンプルながら表現力豊かな設計です。モノラル入出力を備え、ペダル全体にはコントロールパネルやグリルクロスと統一されたサイケデリック紫と黒の油と水デザインが施されています。

英国製の手配線工程を経て仕上げられたこのセットは、ターレットボード構造と時代考証に基づいたコンポーネントを使用しており、単なる現代的な復刻ではなく、歴史的な正確性を追求した設計となっています。

デモ動画

The Jimi Hendrix Marshall 1959JMH Head & Cab in Psychedelic Purple Splatter Finish(Casino Guitars)

参考リンク

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