Markbass Little Mark Vintage 58R: クラシックなトーンと最新技術を融合したベースアンプヘッド
伝統と革新が交差する「Markbass Little Mark Vintage 58R」を徹底レビュー
こんにちは、Music Gear Japan 編集長のKANです。今回は、Markbassの新しいベースアンプヘッドMarkbass Little Mark Vintage 58Rをご紹介します。このモデルは、クラシックなトーンと最新の技術を融合させた、まさに「ヴィンテージ」と「モダン」が共存するアンプヘッドです。Markbassの人気シリーズ「Little Mark」に新たなメンバーが加わり、特にヴィンテージサウンドを求めるベーシストには見逃せない一台となっています。
Markbass Little Mark Vintage 58Rの特徴
1. クラシックなトーンと現代の技術が融合
Markbass Little Mark Vintage 58Rは、クラシックなヴィンテージトーンを持ちながら、モダンな演奏ニーズにも応える設計です。特に、チューブプリアンプが採用されており、ウォームでリッチなベースサウンドが魅力です。このプリアンプによるトーンは、アナログ感のあるサウンドメイクを可能にし、深みのある低音域からシャープな高音域まで、幅広いトーンを提供します。さらに、デジタル技術とアナログ技術のバランスが絶妙で、どのジャンルのベースプレイヤーにも適した音作りが可能です。
2. パワフルな500W出力
Little Mark Vintage 58Rは、500Wの出力を持ち、ライブやリハーサル、スタジオなど、どんなシチュエーションでもしっかりとしたパワーを発揮します。Markbassのアンプヘッドは、軽量でコンパクトなデザインが特徴ですが、パワーとサウンドクオリティを犠牲にすることはありません。このモデルも例外ではなく、ステージ上でしっかりと存在感のある低音を響かせ、バンドの中でもしっかりとしたサウンドを提供します。
3. 使いやすいEQとフィルター
Markbass Little Mark Vintage 58Rは、シンプルながらも非常に使いやすい4バンドEQを搭載しています。低音、中低音、中高音、高音の4つの帯域を個別に調整できるため、理想のトーンを簡単に作り上げることができます。さらに、Markbass特有の**VLE(Vintage Loudspeaker Emulator)とVPF(Variable Pre-shape Filter)**フィルターも搭載されており、サウンドをより個性的に仕上げることが可能です。これにより、ビンテージ感のある丸みのあるトーンから、モダンでパンチの効いたサウンドまで、多彩なサウンドメイクが可能です。
4. 軽量で持ち運びしやすいデザイン
Little Mark Vintage 58Rは、500Wのパワーを持ちながら、非常に軽量でコンパクトな設計が特徴です。総重量が約2.5kgと、片手で簡単に持ち運びできるサイズ感は、頻繁に移動するミュージシャンやツアーで活躍するプレイヤーにとって大きな利点です。しかも、頑丈な筐体に収められているため、ツアーやライブハウスでも耐久性が高く、長く使用することができます。
5. バランスアウトと多彩な接続端子
このモデルには、バランスXLRアウトが搭載されており、直接PAシステムに接続して使用することができます。また、エフェクトループやラインアウト、スピーカーアウトなど、多彩な接続オプションが用意されており、ライブ、スタジオ、リハーサルなど様々なシチュエーションで柔軟に対応します。特に、レコーディング時にチューブプリアンプの温かいトーンを活かしたサウンドをそのまま出力できる点が魅力です。
製品スペック
- プリアンプ: チューブプリアンプ
- パワー: 500W RMS @ 4Ω / 300W RMS @ 8Ω
- EQ: 4バンドEQ(低音、中低音、中高音、高音)
- フィルター: VLE(Vintage Loudspeaker Emulator)、VPF(Variable Pre-shape Filter)
- 入力端子: 1/4インチインプット、エフェクトループ、ラインアウト
- 出力端子: バランスXLRアウト、スピーカーアウト
- 重量: 約2.5kg
- 寸法: 27.6 x 25 x 6.5 cm
- 付属品: ユーザーマニュアル、保証書
実際の使用感
Markbass Little Mark Vintage 58Rを実際に試してみると、まずそのウォームで厚みのあるトーンに感動します。特に、チューブプリアンプが生み出すヴィンテージ感のあるサウンドは、ロックやブルースなどのジャンルで特に力を発揮し、ベースの存在感をしっかりと引き出してくれます。さらに、VLEやVPFフィルターを使うことで、サウンドに個性的な味付けを加えることができ、シンプルながらも幅広い音作りが楽しめます。
また、非常に軽量で持ち運びが簡単な点も素晴らしいです。ツアーやスタジオワークで頻繁に移動が必要なプレイヤーには、このコンパクトさが大きなメリットとなるでしょう。それでいて、パワーと音質を両立しているため、ステージでもリハーサルでも一貫して高いパフォーマンスを発揮します。
まとめ
Markbass Little Mark Vintage 58Rは、クラシックなベーストーンを求めるプレイヤーにとって、理想的なベースアンプヘッドです。チューブプリアンプの温かみと現代的な設計が融合し、ヴィンテージ感のあるサウンドからモダンなトーンまで幅広い音作りが可能です。500Wのパワフルな出力と軽量なデザインにより、ライブやリハーサル、レコーディングにおいても大活躍すること間違いありません。Markbassの技術とサウンドの融合が、プロフェッショナルなベースサウンドを提供しますので、ぜひこの機会に手に取ってみてください。
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Markbass Little Mark Vintage 58R